refer りふぁ rɪˈfɜːr 紹介する、言及する、参照する
へーそうなんだ!「紹介する」といっても「自己紹介」や「友達の紹介」の「紹介する」ではなりません。例えば、病院にいって専門医への「紹介状」をもらったとします。この「紹介する」が「refer」です。英英辞典を見てみると「誰か・何かを誰か・どこかに送る(助けやアドバイスを求めて)」的なことが書かれています。
その他に「言及する」、「参照する」という意味があります。それぞれ例文を見てみましょう!
例文シチュエーション(紹介する) 「あー。この病気やばいわ。紹介状書くから専門の先生のとこに行ってね」というちょっと不安になるシーン。
例文 The doctor referred me to a specialist.
意味 その医師は私を専門家に紹介した。
例文シチュエーション(紹介する的な感じだけど日本語にするとちょっと違う使い方) 「この事例は最高裁に持ち込まれた」的なシーン。
例文 The case was referred to Supreme Court.
意味 その事件は最高裁に持ち込まれた。
※「何かをどこかに送る(助けやアドバイスを求めて)という本来の意味から考えると理解しやすいですね。
例文シチュエーション(言及する) 「あの人ってすごい運動できて、頭いいし、出席番号4だし、素敵だよね! 誰の事言っているか分かる?」という言いたいならはっきり言え!的なシーン。
例文 Do you know who I’m referring to?
意味 誰のことを言及しているか分かりますか?
例文シチュエーション(参照する)「ネットで記事を書いたんだけど、この本を参照したよ」的なシーン。
例文 I referred the book.
意味 私はその本を参照した。
一緒に覚えちゃおう! 「reference」(参照、参考文献)
「参照する」という意味の「refer」が名詞になった単語が「reference」です。記事や論文で何を参照にしたのか?を参考文献として記載する場合の「参考文献」や「参照」が「reference」です。ウィキペディアとかで後ろのほうに参考文献や記事の根拠になっている情報が記載されています。あれが「reference」です。